2021年3月29日月曜日

選択肢 ~大崎~

こんにちは、アシスタントアドバイザーの大崎です。

自己紹介ブログを更新してから早くも2年がたってしまいました。更新できてなくてすみません、突然ですが3月いっぱいでマナビスのアシスタントアドバイザーを引退することになりました。

自分のこと、高校生に向けて伝えたいことを書いておこうと思います。長くなりますが良かったら読んでください。

私は看護学部に通っていて春から3年生になります。看護学部を志望すると決めたのは高校3年生の6月。遅いよと()

ではなんで看護学部に変更したのか、よく聞かれます。
でもいつも答えられないんです。大した理由がないから。
医療系にはすこしだけ興味があり、薬学部とかいいなと思っていた時期もありました。
軽い気持ちですよね、資格が取れて安定した職業、ドラマにあこがれて的な。

入学して最初は頑張るぞというモチベがありました。ただ夏終わりくらいで段々モチベが低くなり、入学した時点で看護師になる以外の道はないんだと思うようになりました。

ある日、先輩にやっていけるか不安と相談しました。それで帰ってきた言葉が「看護のことに関わらずいろいろやってみたら~?」です。今考えたらなんだその答えはと()

でも一年半前は真に受けていろいろ始めたんですよね。看護は分野が幅広く分かれていて、高齢者看護・小児看護・在宅看護とか。その中にも〇〇科が病院にあるように疾患によっても分類できる。論文、教科書、病院のパンフレットとかを読みました。

先輩からのアドバイスの元、看護以外のことにも貪欲に取り組もうと決めました。サークルのダンス、友達が持っているのがかっこよくて始めたカメラ、アルバイトもマナビス以外にもう一つ始めました。この中でカメラにドはまりし、今では出張カメラマンのバイトを始めています。

新しい挑戦をすることで、出会いが増えます。そこで出会ったのは、看護師とカメラマンを両立している方です。その方は病棟で勤務しているときもありましたが、今は在宅看護を専門としていて、ウェディング、成人式などの前撮りなどもやりつつ、在宅療養を受けている方の写真を撮っています。在宅療養者は末期の患者さんが多いため、その方々と家族の思い出を作れればと思い、始めたそうです。

素敵だなと思いました。そしてその人みたいになりたいと。いつもそばにいて看護を行っているからこそ撮れる写真ってあると思うんですよね。

今なら看護師への志望動機がしっかり言える気がします。

長くなりましたが伝えたいこと。道を進んでいく過程で、選択肢が多くて迷うことってあると思うんです。私でいうと志望学部が決まらず悩んでいた時ですね。でも選択肢が無くて困ることだってある。看護の道を進むしかないから。看護志望の方に関わらず、そういうタイミングって誰にでもあると思います。でも選択肢を自分で増やすことはできる。いろんなことに挑戦すること。小さなことでも、友達に合わせて始めたことでもなんでもいいんです。そこで新しく人と出会い、こういう生き方もあるんだなと影響を受けて選択肢を広げることが出来ると思います。

ここまで読んで下さりありがとうございました。私の体験談、伝えたいことが誰かの進路決定や悩み事に少しでも響けばいいなと思います。

マナビス生の1,2年生には最後まで受験のサポートが出来なくて申し訳ないです。陰ながら応援しています。

2年間ありがとうございました!