2016年12月7日水曜日

理系選択の道 ~千田~


こんにちは、千田です。
妙典校は理系のアドバイザーが少ないのでこのテーマにしてみました。
女子も少なくてさみしいので理系女子募集したいところです、、、

さて、特に高1、高2生の皆さんは文系、理系の選択やどの学科を志望しようかの選択を迷っている人が多いと思います。

私は社会と国語が壊滅的にできなかったので理系を選びました。(笑)


理系とひとくくりに言っても、工学部、理学部、理工学部、農学部、薬学部、医学部など多岐に渡ります。

皆さんが分かりにくいのは工学部と理学部の違いではないでしょうか。
工学部は基本的に技術を身近なものに応用することを目的にしています。つまり、実用的な技術を研究します。一方、理学部はどちらかというと学問を究めるイメージです。なので理学部の人は教員になる人が多いです。
MARCHでよく見る理工学部は両方を掛け合わせたような感じです。

また、理系は学科によって学ぶことが全く違うので理系に進みたいと思っている人は自分がやりたいことが出来る学科を早めに探しておきましょう。(大学に行って方向転換するのが割と難しかったりします。)

大学選びをする際は、学部、学科の名前だけで決めるのではなく、そこではどんな研究ができるのかを知るために、研究室もしっかり見ておくことをおすすめします。
名前で選んで入学したけど、自分がやりたかった研究が出来ない、、、なんてことになっては困りますよね。(笑)
あとは受験科目と大学に行って学ぶ科目も確認しておいた方が良いです。生物と化学選択だったのに大学に行ったら物理が必修だった、、、なんて人もしばしば。

意外と気にするところがありますね。大学選びは大変です。

高1、高2生の皆さんは自分が本当に進みたい道を探せるよう、今のうちから理系文系選択はもちろん、志望校選びも進めていきましょう!




人の注意力は有限 -アテンションミスを減らすためには? ~秋元~

皆さんこんにちは!アシスタントアドバイザーの秋元です!

ブログを書くのは久々ですね~

開校当時の週に5回くらい書いていた時期が懐かしいです笑



さて、今回のブログはタイトルにある通り、うっかりミスを減らすためにはどうすればいいのか?ということです

実は僕も小学生時代からうっかりミスやド忘れしている事が多々あり、それが高じて、何か作業をするときやプライベートの時でさえも、「何か忘れてやしないか?」という漠然とした不安に苛まれることがありました。

ネットのニュースを見ているときに、東洋経済オンラインで興味深い記事が載っていたので今回その内容を紹介したいと思います!


記事の論旨は、アテンションミス(うっかりミスや抜け落ち)を減らそう!といったものでした

そもそも、人はなぜアテンションミスをするのでしょうか?

この説明をするために、ハーバード大学の行った「選択的注意テスト」の実験の紹介をしています


我々は日々眼で見て情報を得ていると考えがちですが、眼から入った情報は脳で処理されることで初めて認識されます。つまり、我々は「眼」ではなく「脳」で世界を見ているのです

そして、我々の脳は自らが思っている以上に情報を勝手に取捨選択してしまっています

そのことを示すために見てもらいたい動画がこちら
          ↓
https://youtu.be/vJG698U2Mvo


まずはブログを読み進める前に見てみてください。見る際は冒頭でもアナウンスが流れますが
白いユニフォームのチームが何回パスをするか数えてください














皆さん見ましたね?

この質問は実動画を見る人の注意をそこへ誘導させるためのものです。この動画の実際の趣旨は、バスケットボールとは一切無関係のゴリラの着ぐるみに気づいたかどうかを試しています

動画を見ればわかりますが、ゴリラは画面の端で見切れているといったレベルではありません。パスをする人たちの間を縫って画面の中央まで堂々と歩いてきて、わざわざ目立つような仕草までします。しかし、ほとんどの視聴者はその存在に気づかないのです

このように、人が注意を払える対象は限られています

あるものに注意を払うと、ほかのものが見えなくなるのです


ここでアテンションミスの話に戻ると、アテンションミスの多い人は有限な「注意」を浪費し、本来必要なことに対する「注意」が足りないのです

では何に注意力を割かされているのでしょう?

例えばスマホのSNSやソシャゲ。ついつい手が伸びるのを我慢しているときはそのことに対して注意が向いてしまっています。

また、スマホのような外的な要因だけでなく、自らの心情や過去の記憶などの内的なものにも注意を取られる場合もあります。特に注意を浪費しがちなのは「不安」や「後悔」や「心配」などのネガティブなものです

これらは一度とらわれるとどんどん増幅していってしまい、気づいたら全ての注意力が奪われていた…なんてことにもなりかねないからです



そこで、アテンションミスを減らすためには注意力の「無駄遣い」を減らすことが大事なのです

そのためにはアウトプットする・書き出すことが効果的だそうです

そのためのシンプルな手法として、数年前にベストセラーになった『ゼロ秒思考』(ダイヤモンド社)という本では、A4の紙を用意し、とにかく自分の気になることを書き出すという手法を紹介しています

注意力を支配している心配事や関心事を書き出すことで、それらを手放すことができます。結果、余裕を生み出し、情報の処理や思考が効率的にできるようになります

もちろん、書き出したからといって完全に頭から消え去るわけではありませんが、少なくとも負担は減らすことはできます。


これを仕事に当てはめるとすると、古典的ながらチェックリストの作成は効果的です

日々やらなければいけないルーティンワークを書き出し、一つづつチェックすることで無駄な注意力の消費を減らせます。「思い出す」という作業は想像以上に注意力のメモリを消費します

同様に、TO DOリストを作成することも有効です



これを受験勉強に応用すれば、先ずは合格までにやらなければならない参考書なり講座なりを可視化し、具体的なイメージを持ちながら勉強していくということになるでしょうか。マナビス生であればNJSを活用していきたいですね!

また、日々の勉強においても一日の間にやることを書き出し、書き出したことは多少時間をオーバーしたとしても必ず終わらせるようにしましょう

なぜなら、人は「中途半端なもの」に特に注意を割かれるからです。これを「ザイガルニック効果」と呼びます。テレビドラマやアニメが山場で終わると続きが気になってしょうがないあれです

ザイガルニック効果で「気になっている」という状況は、当然のように注意力が「奪われている」という状況です。よって、アテンションミスをなくすという目的のためには、中途半端な状態は出来るだけなくすことが肝要です

このように、アテンションミスを減らすためには有限の注意力を温存し、少しでも不安ややるべきことを可視化し、脳の注意の対象から外すことが大事です



長くなってしまいましたが、今回は以上です!

皆さん一緒にうっかりを減らしていきましょう!笑

2016年12月6日火曜日

「これ何の役に立つの?データ分析編」 ~阿部~

皆さんこんにちは、阿部です。
今回は福田先生のお題を真似してみたいと思います!!

自分からは「データ分析」編をお送りします。
数ⅠAの範囲である「データ分析」は受験生の皆さんが勉強しててつまらない範囲ではないでしょうか??
散布図、正の相関、負の相関、共分散など、日常生活において用いられることはまずありません。

私は理系ではないので経済学の観点からお話ししていくつもりです。
データ分析は経済学において非常に重要な役割を持ちます。
経済学部に進学したら必ずと言っていいほど統計学は履修するでしょうし、データの分析を扱うことになります。
例として「回帰分析」というものを挙げてみます。
回帰分析とは簡単に言うと「ある値xがyに(どの程度)影響を与えたか?を分析する」ことです。
例えば、xを「気温」、yを「市営プールの入場者数」だとすると、「気温が市営プールの入場者数にどれくらい影響を与えたか?」を知る方法が回帰分析になります。
詳しく説明すると長くなるので省略しますが、このような回帰分析を行った際には必ず「相関関係」を観察することとなります。そのとき、正の相関・負の相関といった概念が登場します。
このような分析はあらゆる場面で頻繁に利用されています。
何もデータや分析結果がない状態でビジネスが進んでいると思いませんよね??

データの分析は社会人になってからも使用する機会があります。
経済学部に進もうとしている人はもちろんのこと、そうじゃない人もしっかり勉強しておくといいと思います!!

今回は以上です。

2016年12月5日月曜日

大学別平均年収 ~庄田~

みなさんこんにちは!アシスタントアドバイザーの庄田です!

試験日まで残り少なくなってきて、3年生は最後の追い込みの時期になってきていますね。僕の経験からすると、追い込みって結構大事な気がします。テスト前の追い込みなど、、まあ普段からやった方が良いって言われたらそうなんですが、ラストスパートと思うと集中力が続くんですよね。
このがんばりで1つ上の志望校に行けるかがかかってきてるんだと思います。1つ上に行けたらどうなるのか。
ここで、大学ごとの平均年収を軽くのっけてみたいと思います。

【国立】                              【私立】
東北623万円                         慶應632万円
名古屋600万円                       
                                                                          早稲田572万円
神戸590万円                         東京理科563万円
横浜国573万円                        中央531万円
筑波527万円                         明治524万円
千葉524万円                         青山学院510万円
首都大512万円                        成蹊大学504万円

                                       東邦461万円
                                       日本大学469万円

あくまで平均ですが、自分の志望校に行けた場合と1つ下になった場合で、約50万くらいの差が出てる感じがしますね。

2016年12月4日日曜日

「これ何の役に立つの?複素数編」 ~福田~

みなさんこんにちは!
アシスタントアドバイザーの福田です。

突然ですが、学校の勉強で「これ何の役に立つんだ?」って思う科目や分野ってありませんか?(例えば数学の複素数や古典の和歌)
今回はそんな「これ何の役に立つの?」って思われる分野を機械系目線から紹介していき、[受験のためにやらせてる」だけでなく,その科目を楽しんで学んでいく手助けができたら、と思い書きました。(理系科目ばっかりになってしまうと思いますが、できるだけ分かりやすく書きますので、文系の方も最後まで頂ければと思います。)

第1回は「複素数」です。
複素数とは要は虚数、すなわち1とか2とかとは違う空想上の数(実際、英語でimaginary numberと言います)を扱う学問です。こんな空想上の数、日常生活ではまず使わないですよね、、
しかし、この複素数、実は僕らの生活の様々なところで活かされているんです!
まずは乗り物。特に航空機。乗り物の燃費を向上させる上で空気の流れを把握し、空気抵抗を減らすことは非常に重要です。この「空気の流れ」を物理的に表現するのに、複素数が必要です。
例えば真っ直ぐで一様な流れと、曲がる流れは以下のように表されます。(意味は理解しなくていいです、、赤字のzが複素数を表しています。


他にもみなさんの周りにある電化製品の電気をコントロールするのにも複素数はでてきます。

一見何の役に立つかわからない分野でも、日常生活の様々なところで活かされているものはたくさんあります。そのことに気づくと勉強がもっと楽しくなるかもしれませんね!

2016年12月3日土曜日

英語が話せると世界が広がって就職も有利になるなんてことは幻想 ~酒井~

こんにちは。

赤ちゃんと妻と別居中の酒井です(泣)



昨日阿部先生が語学について書かれていましたので、

私も関連して書こうと思います。



いつかのブログで綴った気もするのですが、

外国語を勉強したいから外国語が勉強できる大学に進むことに

私は前向きになれません。

あくまでも私はですよ。わたしは。



私は学生時代は物理学科で宇宙を研究していました。

どの大学学部でも同じように、4年生になると研究室に入り論文を書きます。

論文を書くにあたり、いろいろと基礎の勉強をするわけですが、

ゼミはほぼ英語の本でしたし、結果的に論文も英語で書きました。

またその後の大学院では、ハワイのすばる望遠鏡で研究したり、

ノーベル賞を受賞したスーパーカミオカンデの修理を手伝ったりと

日本を本拠地に外国人と作業する機会がありました。

お互い母国語が英語でないこともしょっちゅうです。



ただ、思うのは英語を話せたとしても

物事の知識や他人にない技術、自分なりの考えといった総合的な知見がないと

何を話していいのかわかりません。


「英語が話せるのはわかった。で、あなたは何ができるの?」


といった具合になります。




外国語を専門に学べる学部を否定するわけではありません。

例えば、「将来は英語の歴史を研究したい」とか「通訳や翻訳の仕事がしたい」といった

外国語学部ならではの職業につきたい方にはオススメします!



そうでなければ、たいていの大学で学部が外国語でなくとも

英語を勉強するチャンスはいくらでもあります。

場合によっては、NOVAやイーオン、Gabaなど駅前留学でも上達できます。

facebookで外国人と友達になるのもいいかもしれません。



言葉はあくまでも手段です。

英語なら中学校の時に習った文法と高校で知った単語で十分話せます。

私は香港で2年働いていましたが、

香港人は英語を流暢に話しますが文法はめちゃくちゃ、

日本人は文法を意識しすぎて流暢に話せない。

そんなことを感じていました。


きれいな文法でなくとも同じ人間同士、何とか伝わるものです。



私の妻は台湾人で、

先日妻の実家へ一人で遊びに行きました。

中国語はペラペラ話せませんが、

本屋で買ったテキストを1冊集中してやり今も独学で勉強中です。

何とかなるものです。



そして、アドバイスとしては、

外国人と話せると世界が広がって就職も有利になるなんてことは幻想だということです。

これに近い理由で

何事も共通しているのだと思うのですが、

目的が明確になったときに人は本気になります。

私の場合ですと、

 ・ ゼミで必要だったから
 ・ 海外の研究者と会話する必要があったから
 ・ 仕事で必要だったから
 ・ 妻やその家族と話す必要があったから



漠然としたイメージを現実に近づけていく作業が必要です。

すると自然に目的が明確になります。

「外国人と付き合いたい」なんて理由はもっとも勉強するきっかけになるかもしれませんね。

私が中国語をカタコトでも話せたから今の妻と知り合えた?のかもしれません。





★編 集 後 記★
赤ちゃんと妻は私の実家にいます。
私の帰りが遅いのでしばらくそういうことになりました。
早く帰ってきてほしいです。
休みの日が楽しみですね。





2016年12月2日金曜日

語学勉強の大切さ ~阿部~

こんにちは、阿部です。
ついに12月に突入し、寒さも厳しくなってきました!!
受験生の皆さんは一日一日を大事に過ごすことができているでしょうか。
世間はすっかりクリスマスモードですが、受験生の皆さんには関係ないことなので気にせず頑張りましょう(笑)

最近ブログが真面目な話題ばっかりなので少し気楽な感じで書いていきたいと思います。

完全に私事ですが、先日台湾に行って参りました。
大学のクラスメイトと行ったのですが、非常に楽しかったです!!
物価も日本に比べたら安いですし、大学生になったら行ってみてください!!

その旅行で感じたのが、「言語ってほんとに大事だな。」ということです。
私のクラスは幸いにも中国語選択だったので、友達と1,2年生の時にやった中国語のフレーズを必死に思い出して楽しんでました。
タクシーに乗っている際にそういう会話をしていたら運転手が意味を分かったらしく、爆笑されました。そこからお互い拙い日本語と中国語でやり取りをし、仲良くなり、最終的にオススメの夜市まで送ってくれました。
その他、空港や駅では英語が通じました。

母国語以外の言語を話せることはコミュニケーションの幅がかなり広がると思います。
そして英語はほんとうに世界共通言語になっているとも感じました。これからの時代英語を話せないというのはなかなかのディスアドバンテージになると思いました。。。


皆さんが今勉強している英語は絶対に無駄にはならないので頑張って勉強しましょう!!
今回は以上です。