2016年11月12日土曜日

一教科一冊制度 ~酒井~

こんにちは。

もはやアンダーシャツもズボン下もヒートテックの酒井です。



まもなく今年最後の全統高1高2模試ですね。

準備はいかがでしょうか。

模試の活用法についてはこちらを参照して下さいね。

ここに書かれてあることをその通り進めれば結果がついてきますよ。

やるかやらないかはあなた次第。



今日お伝えしたいのは、「絞ることの重要性」です。

3年生からは以前ほど聞かれなくなりましたが、

今でも1週間に2、3回は聞かれることがあります。



「何をやったらいいですか?いい参考書ないですか?」



気持ちはわからないでもありません。

90%以上の学生が一生に一度の大学受験。

プレッシャーや不安から出てくる言葉だと思います。



一方、仮に私が新たな参考書を紹介したとして

消化不良で終わりはしないかと心配になります。

今ある一冊のテキストを100%やり切っているのか。

特に暗記系の英単語や古文単語、日本史や世界史。

理系科目でも問題集を一周やって終わりってことはないはずです。



生徒ごとに学力の到達度が異なりますから一概に言えませんが、

考え方としては

一教科一冊の問題集または参考書があれば事足ります。

現に合格している生徒の多くは一教科一冊の事が多い。

言い換えると、一教科多冊の生徒は合格しにくい。



キャパシティの問題ではないでしょうか。

例えば、10のキャパで1を処理するのと2を処理するのとでは

負荷のかかり方が2倍異なりますし、

キャパシティは時間をかけ成長させていくものですから

負荷のかけ方によっては2を処理しようとした場合は、

極論ですがフリーズしてしまうことだってあるかもしれません。




いろいろ手を出すより一冊をやり切る。

この考え方はシンプルですし目標が立てやすいです。

受験は100点を獲る必要はありません。

一冊やり切ってその中に記載がないことが出たら諦めも付きやすい。

これまでやってきたことは正解できるはずですし、

手堅く一冊を固めていくことをオススメします。



★編 集 後 記★
昨日お風呂の入れ方のDVDを見ました。
受験の時より緊張します。