2016年11月1日火曜日

大学受験日本史 ~阿部~

こんにちは、阿部です。
今回は千田先生と福田先生に便乗して「大学受験日本史」について書こうと思います。

日本史を勉強する際に大事なことは
「ひとつの出来事や人物を様々な角度から捉える事」だと考えています。

例えば、『大化の改新』はどのように捉えることができるでしょうか。
山川日本史用語集で見てみると
”645年の蘇我氏打倒に始まる一連の政治改革。氏姓制度の弊害を打破し、唐の律令制を基に天皇中心の中央集権国家建設を目標にしたとされる。”
という記述があり、大化の改新という出来事がどのようなものだったか分かります。
ただ実際の試験ではこのように丁寧に記述があるわけではありません。
この大化の改新は誰が中心になったのか、なぜ起きたのか、起きた結果どうなったのか、当時の史料にはどのような記述があるのか。あらゆることが問題として問われます。

出来事や人物を自分が使っているノートだけを用いて暗記している人と、
教科書・用語集・ノート・問題集・史料集、全てを駆使して覚えている人で明らかな差が生まれるのは当然です。
様々な視点で歴史を捉えていけばどんな問題にも対応できます。(最終的にはどれだけやったか、復習したかで決まるのは言うまでもありませんが。)

※ちなみに、、、
歴史を勉強する際に
古い時代⇒新しい時代の流れだけで終わる人がいますが、個人的にはその逆もオススメします。
新しい時代⇒古い時代の流れを追います。
この両者の違いは「起きた結果どうなったのか」「なぜそうなったのか」にあります。古い時代からの場合は前者、新しい時代からの場合は後者になるでしょう。両方向で覚える必要があります!!


ぜひ皆さんも日本史を得意科目にしましょう!!
以上です。