2016年9月22日木曜日

やりたいことが決まらない ~酒井~

こんにちは。

眠るのが趣味ですが最近あまり眠れない酒井です。



はじめて塾へ来校された方に志望校をお聞きしていますが、

志望校が決まっている生徒と決まっていない生徒は半々の印象です。

いや、4:6で決まっていない生徒の方が多いくらいでしょうか。



志望校が決まっている生徒でも決めた経緯はさまざまで、

多い理由から順番に

 ① ステータス(何となく)
 ② 部活の先輩が行った
 ③ 家から近い
 ④ 両親のススメ
 ⑤ やりたいことがある

ざっくりですがこんな感じです。

②~④はあまり差がありませんが、

①と②~④と⑤は圧倒的に差があり、

比でいうと、7:2:1くらいが体感でしょうか。



志望校が決まっているといっても何となくな生徒が多いということです。



では、志望校は決まっている必要はあるのでしょうか。

結論からいうと、

志望校は決まっていた方がベター

であり、マストではないです。

あくまでも酒井の話です。



私の場合は、中学生の時にリアルタムでノーベル賞を取った日本人の記事を新聞で読み

感化されたことがはじめのきっかけでしたが、

当時は何となく宇宙のことを勉強したいなぁくらいでした。

高校1年生の時には将来のことは一切考えていませんでしたし、、

転機が訪れたのは高校2年生の時。

副担任が物理のおじいちゃん先生で授業は格段おもしろいわけではありませんでしたが、

先生の人柄に興味を持ち、その流れで大学では物理学科で宇宙を勉強することになりました。



ただ、大学で勉強したことが直接的に社会で役立つことは少ないと実感してますし、

社会に出て学ぶことの方が圧倒的に多いのです。



では、何故大学に行く必要があるのでしょうか??


小中高と来て大なわけで、

当然、学門も難しくなり大となるわけですが、

それ以上に

人間性や価値観の多様性を社会に出る前に学ぶために大学へいく

のではないでしょうか。

正解ではないですが、部分点はもらえる解答だと思います。



ですので、志望校は決まっていなくてもいいのです。

ただ、以前も記しましたように

偏差値は努力の証明であり、いい偏差値の大学でできた友達ほど

高いハードルを越えてきた友達であることは間違いありませんし、

そんな友達や環境と4年間過ごすことを考えると

私としても出来る限り偏差値の高い大学を提案します。

(専ら偏差値が低くてもやりたいことがある生徒は応援しますよ)



河合塾マナビス生でも、

やりたいことが決まっていない生徒もたくさんいますが、

我々スタッフとの日々の会話の中で少しずつ方向性が見え、

方向性が明確になってくるとそれが目標になり、

目標ができると自然とやる気も向上し、

結果、志望校に合格しやすい環境が整っています。



私の一日の仕事の中では、

勉強を教えている時間より進路や世間の話をしている時間の方が

圧倒的に多いですね。

マナビス生もまだ河合塾マナビスを知らない方も

ぜひ、お気軽に相談下さいね。

(最後は営業になってしまいましたね、、(苦笑))