2017年8月25日金曜日

限界の先に・・・~染谷~

みなさんこんにちは!

校舎長の染谷です。
またまた久しぶりの登場です。
かなりの長文になりますので、勉強の合間に見ていただければと思います(笑)

間もなく、夏休みが終わります。
皆さんはどんな夏を過ごしましたか?

部活・勉強・遊び etc.・・・
全力で出来ましたでしょうか。

今日は、「努力」について書こうと思います。
皆さんは、普段の生活の中で「努力」をどのくらいしていますか?

「努力」とは
目標を実現するために、身体を使ってつとめること】『広辞苑第5版より』

仮に、このように定義したとしましょう。
この夏、どんなことに「努力」しましたか?
どんなことに目標を立てて日々を過ごしましたか?

目標がなければ、「努力」は生まれません。
「努力」をしなければ、いい【結果】は生まれません。

皆さんは、努力に関するこんな数字を見たことはないでしょうか。

1.01と0.99


楽天の三木谷社長が執筆した『成功のコンセプト~Principles for Success』
という本に書かれている内容です。

この2つの数字、差は0.02しかありませんが、
1.01倍の努力を365日続けると、37.7という数字になります。
逆に、0.99倍、つまり、ほんの少しだけサボってしまうのを365日続けると、0.02という結果になります。

この夏の努力は、皆さん如何でしたか?
辛い時ほど「あと少し」と頑張ることができる人は、結果が出ると思います。
ほんの少しの差が、後々大きな差になっていく分かりやすい例ですね!
マナビスでは、自分で思っているより0.01でも高い努力ができるよう、日々生徒の皆さんと接しています。
マナビス生もそうではない人も、この夏の自分の生活を振り返ってみてください。

また、「頑張っているのに結果が出ない」と嘆いている人もちらほら見かけます。
その人たちには、こんな言葉を送りたいと思います。

努力は必ず報われる。報われない努力があるとすれば、それはまだ努力とは言えない

これは、王 貞治さんの言葉です。
本当に限界まで頑張っている人には少しこたえる言葉かもしれません。
「頑張っているのに」とか「自分はやっているのに」という言葉は、成績が上がらない時につい頼りたくなる言葉です。
その時点で、現実から「逃げて」いると思います。
時には、逃げたくなる時もありますし、実際少し逃げてしまうこともあります。
その結果は言わずもがなです。
一時的には救われるかもしれませんが、一生カバーしきれないような傷が残ることがあります。その時に後悔しても遅いのです。

校舎では色々な生徒に話していますが、私自身、高校受験・大学受験両方とも失敗しています。原因は様々ですが、一番大きいのは、「英語から逃げたこと」だと思っています。

中学・高校と本当に英語が嫌いで、塾で勉強はしていましたが、いやいや勉強しているという状況でした。
公立高校の入試問題であれば、難易度が高すぎる問題は出題されませんので、いやいやながらでも過去問の点数は取れていました。
しかし、私立の問題となると話は別です。
普段から英語を避け続けていた私は、問題に全く対応できず、受験する度に不合格でした。
結局、その時に英語から逃げたおかげで、高校に入ってからは全く授業についていけず、大学受験では、英語が受験科目にある大学は全て不合格でした。
大学に入学してアルバイトを始めてからその現実に気づき、できるだけ「逃げない」選択をしています。

高校生の皆さん。
人生は、「選択の連続」です。その選択の際に、現実から「逃げる」という選択は、愚策中の愚策です。

目の前の困難に向かって、全力で「努力」し、よい「結果」を勝ち取ってください。

長くなりましたが、この辺りで終わりたいと思います。
それではまた。