2016年8月23日火曜日

受験における一番の成功要因⑥ ~福田~

みなさんこんにちは!アシスタントアドバイザーの福田です!

夏休みの残り約1週間となりました!早いですねえ、、
私事ですが、この夏自分がやりたかった、成し遂げたかった事の半分もできなかったので、残りの期間でできる限り巻き返したいと思います、、、

さて、本日の話題は「受験における一番の成功要因」です。これは先に他の先生方が述べたように様々であり、一概に「これ!」とは言えないですが、僕はシンプルに以下の2つだと思います。
それは勉強の「量」と「質」です。

「量」は高3の夏休みの勉強量、って意味ではありません。小学生・中学生・高校生すべてを含めた勉強量です。僕は中高で6年間部活をしていましたが、その中でも毎日一定量の勉強はこなしていました。高3の夏休みの勉強でどんな逆境も逆転できる、なんてことはありません。なぜなら高3の夏休みはみんながんばるので、結局埋まる”差”には限界があるからです。大事なのはみんながんばっていない時期にどれだけがんばれるか、です。僕もあまり偉そうなことは言えませんが、高3より前の時期もやれるだけやってきました。

もう一つの「質」について。最近生徒の様子を見ていて、良い意味でも悪い意味でも「解説を真に受けている」と感じました。間違った問題の解説を読んで素直に納得するのは良いのですが、そこに全く疑問を持たないのはあまりよろしくありません。
例えば解説に「2つ前の文章に~~書いてあるので正解は③」とあったとき、「なるほど、2つ前のを読めば良いのかあ」で終わるのではなく、「2つ前の文章が何故正解の根拠になるのか」、「どうすればその文章に気付くことができるか」といったところまで深く追求しないと、勉強「量」だけではカバーできず伸びに限界が来ます。
解説の1行1行にどんな意図があり、解説作成者が何を考えてどんな思考回路なのか、をきちんと考察することが「質」だと思います。(偉そうなこと言ってすいません、、)

なかなか「量」は稼げても、「質」を上げていくことは難しいことです。ただ、だからと言って「質」をおろそかにしたままにもできません。
今回のブログがみなさんの勉強の「質」を上げるのに少しでも役立てれば、と思います。